ブルー/イザベラ:対立遺伝子Dは、濃い色素形成シリーズで、d(ダイリュート遺伝子)が
二つ揃うと色を薄くする作用が働き、ブラックをブルー、チョコレートをイザベラと表現します。
両親共にDdの場合はdの作用を持った遺伝子(表面カラーはブラックタンatatBBDd・
atatBbDd(チョコ劣勢)/チョコタンatatbbDd)からダイリュートは1/4の確立です。
片親Dd、片親ddの場合は1/2の確立です。
dの遺伝子は劣勢の為、両親にdの遺伝子がなければ出現しません。

ブルーは体のベースカラーがグレー(灰色)の濃淡により構成されます。
瓦屋根のような濃いグレーから、プラチナグレーまでの淡い色があり、
ブルーカラーは目も鼻もグレーになります。
色素を薄めて表す遺伝子から考え、黒い目になることはあり得ません。
ブルー&タン,ダップルは最も濃い部分の毛色が濃いグレー、又はプラチナグレー。
最も濃い部分の毛色がブラックの場合は、遺伝子学上はシルバー&タン,ダップルになります。
ブルーを容易に区別する為には、目色・鼻色を確認するのが良い。

イザベラは薄いベージュ、カフェオレのようなカラーに光沢を加えたようなカラーです。
薄いチョコクリ・チョコタン・レッドのような赤みはありません。
鼻・爪・パットの色は褪せたピンクグレーをしています。
チョコレート系のようなレーバー色ではありません。

共にブルー因子が強いほど薄いカラーになり、輝くような光沢が見られます。

現在日本では、まだ知識のない方の繁殖により、間違った色の解釈をしているようです。

■チョコレート因子が強いブラック&タンは、光に当てるとコーヒーブラウンやモカ色を
していることがあります。
■チョコレート作出の為レッド×チョコを交配した結果(現在は交配NGとされているカラー)、
鼻の赤い褪色したレッド(薄いレッド)や、クリームの強いチョコレートは薄いチョコレートになります。
両方共に従来のダックスフンドのミスカラーとなります。
それらの個体には、ブルー、イザベラを発生させるブルー因子は全く無いものと考えられますので、
アメリカで呼ばれているダイリュート・レッドとして認識されるべきカラーです。

上記に有りますように、
ブルー、イザベラ作出は両親共にダイリュート遺伝子を持っていなければ生れません。
血統書に2.3頭では・・・
カラーの濃淡には遺伝子が大きく左右されます。
しっかりとした遺伝子を持っていなければ上質で綺麗なカラーは出ないのです。

■ダブルダップルやホワイトダップルから産まれた個体は、本来のシルバー&タン,ダップル
のベースカラーやDPLがより薄く、視覚的にはブルーと言われるカラーに似ている為
ブルー&タン,ダップルなどと登録されている事があります。
ダブルダップルやホワイトダップルはその個体自体が過度に色を薄められたものと判断すべきだと考えます。
又、ダブルダップル、ホワイトダップルは弊害が起きるとされていますので繁殖は極力避けるべきと考えます。

最後に、
JKCにおいて血統書のカラー登録は、繁殖者の独断で申請できます。
知識のない繁殖者が、薄いレッドや薄いチョコレート&タンを(鼻がレバー色)イザべラと申請すれば
「イザべラ」と記載され、
チョコ因子の強い、ブラックの薄い茶系のブラック&タンをブルー&タンと申請すれば「ブルー&タン」と
記載されてしまう事をご注意下さい。
アメリカ産のブルー因子が入っているか?又、何頭入っているか?犬舎は何処か?など
ブルー、イザべラ作出には重要になります。
そして、
必ず両親ともに因子を持っていなければ、例え従来のブラック、チョコよりも薄いカラーが生れたとしても
ブルー、イザべラではありません。
本物のブルー・イザベラを、見極めて頂きたいと思います。

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Miniature Longhaired Dachshunds.

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